若宮神明社
伊勢神宮と縁深き、由緒ある神社です。
御祭神 | 天照皇大御神 (あまてらすおおみかみ) 素盞嗚尊 (すさのおのみこと) 神宮荒御魂 (じんぐうあらみたま) |
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例祭 | ※公式HP記載 |
御祈祷 | 安産祈願/初宮参り/七五三 ランドセル祓い/合格祈願 厄払い/昇級祈願/昇格祈願 縁結び/縁切り 初穂料 5,000円~ (お下がり:若宮御神札、お守り、神宮神饌またはお箸等が授与されます。) その他 各種ご祈祷承ります。 ※当社本殿にて真心込めて斎行致しますので是非ご参拝ください。 |
アクセス
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由来
伊勢神宮親書によれば、この地域は1040年頃もともと中島郡奥村と呼ばれ伊勢神宮の御厨地であり毎年御奉納を行っていたことから、当時から神明社は存在していたものと推測される。正確な創建月日は不詳であるが後陽成天皇の時代文禄年間の資料からは明確な記載が残されている。文禄年間に交通の要所として栄えたが木曽川堤が幾度も決壊氾濫し、住民大いに困窮に至る為、伊勢神宮大麻を奉斎し、万度の祓いを治めたところ川瀬変じて田畑になったと云う。万度社は此の時の決壊箇所とも云われる。住民は此の神宮の御稜威を仰ぎここに神明社を建立し奉祝したものと伝えられる。
其の後にも、明治年間の美濃方面からの大竜巻が木曽川を超えて襲来したが、当神社付近にて消滅し事無きを得たことや、大東亜戦争末期の米軍による一宮一帯の大空襲においても、数十発の大型焼夷弾が投下されたが、一発として発火することなく不発に終わり火災を受けたものは一戸もなかった事、当神社に落下した爆弾も不発に終わった事は大きな奇跡であり、氏子崇敬者一同の崇敬の念が高まり奉賛会を組織することとなった。
戦後復興期にはガチャ万景気の波に乗り、大いに地域が盛り上がり、一宮町・奥町と並ぶ程の税収を誇った。そのような好景気の折、昭和25年4月例大祭にて白蛇がご鎮座され後に昇天せられ、急遽大祭を執行し弔う。そして熱心な伊勢神宮への日参により神宮荒御魂の御分霊を賜り、皇大神宮荒御魂社(現 白金龍王社)の創建を行い住民大いに歓喜した。
白金龍王社
合わせて、素戔嗚尊を合祀することにより茅の輪くぐり(夏越の神事)を盛大に行い、村人皆集まり活況を極め雑踏と化すほどの賑わいとなる。この流れの中で豊受大神宮・秋葉神社も御分霊を頂き、これらの活動により7等級から5等級へ昇級申請を行い実現し住民大いに喜び奉祝した。このように奥町の存亡の危機から栄華の時代と共に若宮神明社は歩んできた。
茅の輪
また本神明社と伊勢の神宮とは殊の外関係が深く、神宮式年遷宮の御用材御神木の筏船着場ともなっており、御送迎の祭典を熱心に執り行ってきた。昭和二十九年第五十九回式年遷宮の際には御用材古材を拝領し、其の中には別宮滝原宮の大鳥居があった為、神明社の西側木曽川堤防に伊勢神宮遥拝所を建設し御神徳を仰ぎ奉った。その後第六十回、第六十一回と続いています。
神社格の歩み
昭和十九年 村社神明社から若宮神明社に社名変更
昭和二十二年 七級社に決定
昭和二十六年 五級社に昇級