名古屋市西区の正壽寺に行ってきました
正壽寺では、寺族の早坂宏香さんにお話を伺うことができました。
寺族とはお寺で暮らす住職以外の方とのことだそうです。
勉強になりました。
余談ですが、般若心経の一文字一文字を絵にした柄のお洒落なマスクをされていました。
さて曹洞宗ですが、日本には3つあると言われる禅宗の1つです。
禅宗と言えば坐禅!!
興味はありますが、正直敷居が高く感じられます。
「頭がスッキリするのかな?」
「叩かれるとどれくらい痛い?」
「足、絶対痺れるよね・・・」
などと考えながら実際に聞いてみると・・・
・坐禅は何かを求めて坐るものではない。
・難しそうですが、まずは気軽に坐ることから初めてはいかがでしょうか?
とのお答えが。
一歩踏み出せそうな気がしました。
*** 坐禅体験 ***********
・第2月曜 朝7時から
・坐禅時間30分(椅子坐禅対応)
・季節のお粥(要予約)
詳細は正壽寺様のホームページでご確認下さい
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朝坐禅ですので、出勤前に坐禅をしてお粥をいただいて出勤です。
坐禅も気になりますが、季節のお粥も気になりますね。
お寺でのお参り方法についてもお聞きしました。
ご本尊様は釈迦牟尼仏(お釈迦様)。
曹洞宗では合掌をして頭を下げて「南無釈迦牟尼仏」と心で唱えるそうです。
私は浄土真宗の家ですのでついつい「南無阿弥陀仏」と唱えてしまいそうで気を付けながら「南無釈迦牟尼仏」とお唱えさせていただきました。
お参りについて一つ心に残るお話しが有りました。
それは「お願いごとをするのではなく、お誓いをたてる」ということ。
仏さまは我々を導いて下さる存在なんだそうです。
これからは「痩せますように」ではなく、「走りますのでメタボにならないようにお導きください」とお参りすることにします。
お参りが済んで御朱印をいただきました。
通常は御朱印対応日時を案内して御朱印帳に書いているそうですが、今は新型コロナウイルス対策として書置きの御朱印をいただきました。
スマート御朱印はお寺に入ってすぐ左の観音堂でいただけます。
観音堂には石造の十一面観音がお祀りされていました。
お寺の開創の時のご本尊だそうです。
観音様なので「南無観世音菩薩」をお唱えしました。
最後に・・・
本堂で宏香さんがデザインした韋駄天様のTシャツを見つけたので購入しました。
収益金は被災地への支援金となるそうです。
宏香さんは高校3年生の時に阪神淡路大震災で被災されたとのこと。
「まだ子供だった当時は何も出来ませんでしたが、今だから出来ることも有るのですね。」
その言葉も私の印象に残りました。
貴重なお話をありがとうございました。
(訪問日:2020/6/20、訪問者:I)